ECA2

  • アルミニウム合金
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  • 精密機器

特徴

低温でも鋳造が可能な環境(ECO)にやさしい合金(Aluminium Alloy)

1

ADC12よりも流動性が高い【グラフ1】


グラフ1 ECA2とADC12の流動長 比較(MIT流動性試験)

2

液相線温度が低く(561℃)、低温鋳造が可能【グラフ2】

鋳造温度600℃でのダイカスト実績あり。


グラフ2 液相線温度 比較

3

耐摩耗性に優れる【グラフ3】


グラフ3 耐摩耗性 比較

4

低い鋳造温度により、金型寿命を長期化する。

低速での充填が可能であり、低速(層流)充填時にはT6処理可能。

5

低い鋳造温度により、離型剤の削減を可能にする。

テスト金型では、離型剤フリーの実績あり。

6

ADC12よりも耐力が優れている【表3】

表3 ECA2、ADC12、ADC14の機械的性質 比較

合金名 鋳造温度(℃) 射出速度(m/s) 熱処理 引張強さ(MPa) 伸び(%) 0.2%耐力(MPa) ブリネル硬さ(HBW)
ECA2 600 2 なし(F材) 346 1.3 234 128
680 0.2 500℃×3hr水冷 180℃×3hr空冷(T6) 423 0.7 422 169
ADC12 680 2 なし(F材) 354 3.4 184 102
ADC14 750 2 なし(F材) 293 0.5 260 110

成分

主要合金成分(wt%)

Cu Si
7.5 10.5

ECA2は特許取得済み

おことわり

本技術資料に記載されている数値は、当社の測定値であって保証値ではありませんので、ご了承ください。

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